当社は、クリーンエナジーコネクト社より低圧太陽光の大型バルクO&Mプロジェクトを受注いたしましたのでお知らせいたします。
1.低圧太陽光バルクO&Mを受注した背景
太陽光発電における FIT 制度の終了に加え、大型の太陽光発電の開発可能用地が減少する中、低圧太陽光発電が脚光を集めています。
低圧太陽光発電は今までは個人等による1件から数件の保有が主流でしたが、大手再エネ発電事業者による数百~数万件保有するスキーム(低圧太陽光バルクスキーム)の検討が活性化し、日本の再エネ導入促進の主軸となる事が期待されております。
一方でそのO&Mを一括して大規模かつ効率的に請け負う担い手は少なく、従前より課題であった低圧太陽光発電設備を如何に安全かつ効率的に運営するかが課題となっております。
弊社は国内再生可能エネルギー設備O&Mのリーディングカンパニーとして、低圧太陽光バルクスキームの安全かつ効率的な管理を実現し、導入を促進すべく、大型太陽光発電設備で培ったノウハウ、およびシステム開発力を活用し、発電事業者・O&M事業者向け低圧バルクスキーム向けO&M事業に本格参入しまいた。(2023年1月より専門部署を設置予定。)
弊社は遠隔監視の自動化、発電事業者・協力業者との間での太陽光発電設備の一元管理システム、点検の精度を維持するアプリ等のシステム開発を進めており、その一環として法人向け脱炭素・グリーン電力ソリューション事業を展開する株式会社クリーンエナジーコネクト(本社:東京都千代田区、代表取締役:内田鉄平)より大型の低圧太陽光バルクプロジェクト(日本全国5000件程度保有予定)のO&M事業を受注いたしました。
今後も、低圧太陽光バルクO&Mにおいて、1発電所の不具合発見から、クラウド、AI、DX、インフラシェアリングを活用した多くの発電所との比較による不具合自動発見(面的管理)、経年的な性能の低下の自動分析(時間的管理)を実現した、数百~数万件の一元管理を実現し、国内再生可能エネルギーO&Mのリーディングカンパニーとして、日本の脱炭素社会実現に貢献し、企業価値の向上を図ってまいります。
2.今後の見通し
今後は、再エネ発電事業者、O&M業者との連携により、数万件のO&M管理を実施して参ります。