Valueトークは、スマートエナジーの「Value」を経営陣がどのように考えているのかを伝えるコーナーです。
スマートエナジーのValueは、「創造すること」、「進化すること」、「プロフェッショナルであること」、「品格を重んじること」の4つ。
今回は副社長執行役員山村にValueへの想いを聞いてみました。

今回のValueトークメンバー

山村 文也 副社長執行役員 新電力サポート本部 管掌
2014年4月にスマートエナジーに参画し、水力発電、地熱発電、太陽光発電の調査・企画・メンテナンスを担当。太陽光発電の効果的な除草システム及び、全国体制の基礎を構築。電力小売完全自由化を期にハウステンボス社との合弁会社、HTBエナジー株式会社を設立。システムを自社開発し、社長として2年で120億円の売上を牽引。2019年には、新電力サポート部を創部し、電力小売業界でのシステム導入率を伸ばし続けている。

山田 榮太郎 執行役員 コーポレート本部 管掌
2024年8月からスマートエナジーに参画し、コーポレート本部長として組織改革推進や、契約・コンプライアンス・EHS及びIT関連を含むリスクマネジメントを牽引している。
Valueトークのファシリテーター。

大串 卓矢 代表取締役 社長
2007年株式会社スマートエナジーを設立。経済産業省国内Jクレジット制度発起委員会事務局長、公認会計士協会排出量取引専門部会長を歴任するなど、CO2クレジット制度の立ち上げに寄与した。気候変動問題の解決に技術・金融・ITの知力を使い、ビジネスで解決する手法を探求している。
Valueトーク

山田
スマートエナジーには勤続10年以上の方が13名いらっしゃいますが、山村さんはその中の1人で11年目になるそうですね。入社された11年前と比較して、スマートエナジーが一番変わったと思うところを教えてください。

山村
一番は事務所が綺麗になって、人が増えたことですね。当時はレンタルオフィスの一角に20人くらいのメンバーがいて、6人掛けの会議室が一部屋しかないようなところだったんです。

山田
今は遠隔での仕事もできるようになりましたし、サービスもどんどん広がりましたよね。
山村さんは東京、九州の二拠点で働かれていますが、本社へのイメージはどういったものがありますか?

山村
まず、本社はフラッグシップだという思いがあるので、やっと自慢できるようなかっこいいオフィスになったのが嬉しい点です。
最近は社内メンバーへの情報発信を工夫する取り組みが進められている一方で、やはり直接伝える方法と比較すると温度感が伝わりにくい課題は感じています。
以前よりも改善されたように思いますが、やはり東京はクールな印象ですね。

山田
そうですね。そういったギャップを少しでも払拭していきたいですし、そのための皆さんの共通認識の一つが「Mission」、「Promise」、「Value」になっていくと思っています。
スマートエナジーに「Mission」、「Promise」、「Value」ができたことを、山村さんはどのように受け止めましたか?

山村
実は「Mission」、「Promise」、「Value」を完成させるために、かなりの時間を費やしました。経営陣にどんな想い持っているかを聞くと、社長を含めほとんどの役員の考えは共通していました。ただ、それを一つの言葉や文章にすることはこんなにも難しいことなのかと感じました。役員総出で考えても決めるのにとても苦労しました。

大串
1行書くのに2日かけたりしたりね(笑)。

山村
そうなんです。本当に時間をかけて丁寧に作り上げた記憶があります。

山田
しっかりと言語化されたことで、少しずつ社員メンバーにも浸透しているのを感じます。
山村さんが4つのValue「創造すること」「進化すること」「プロフェッショナルであること」「品格を重んじること」にあえて優先順位をつけるとしたらどのような順番になりますか?

山村
「プロフェッショナルであること」、「進化すること」、「創造すること」、「品格を重んじること」の順番です。逆に言えば、この順番でないとできないとも思っています。
例えば、いきなり「創造しろ」と言われても、何をしたらいいか分からず実行できないですよね。一方で、プロ意識を持つことは誰でも今すぐにできることだと思います。
まず心構えを持っていないと、その上に積み上げていくことは難しいからです。少なくとも入社したその日から、プロでありたいっていう思いを持っていてほしいですね。
業務の中で感じた不便や問題を解決していくことは「進化」だと思っています。日々自身の業務に向き合い、真剣に考えていれば、それはすなわち進化に繋がっているはずだからです。
それを追求していくと、自分にとってはちょっとしたアイデアであっても、周囲から見ると「創造」に感じることなども出てくると思います。
また、世の中に貢献、活躍している人に「品」がないと、やはりがっかりしてしまいますよね。品格もなくてはならないものです。

山田
大串さんは、スマートエナジーの「Mission」、「Promise」、「Value」を社員の皆さんにどのように活用してもらいたいですか?

大串
私はこの「Value」を、社員を褒めるためのツールにしてほしいと思っています。褒めるって、なかなか難しいじゃないですか。こちらは褒めているつもりになってしまっている。
だからこそ、「やっぱりプロ意識が高いな」みたいな声かけをするだとか、普段からのコミュニケーションツールになるといいですね。スマートエナジーの「褒める文化」として社員間でも活発になると嬉しいです。

山田
最後に山村さんから皆さんへ向けて伝えたいことはありますか?

山村
今まさに、再エネもFITからFIPに変わっていきますし、業界のステージが変わろうとしている時であると感じています。
だからこそ、「2025年が人生の中で一番頑張った時だった」と言えるくらい、会社にとっても、個人にとっても変化や革命が起こるいい年にしていきたいと思っています。
もちろん一年間頑張り続けることはきついので、特にこの上半期は力を入れて、皆さんと一緒に走りきることができたら嬉しいです。