サステナビリティ

インタビュー

Valueトークは、スマートエナジーの「Value」を経営陣がどのように考えているのかを伝えるコーナーです。
スマートエナジーのValueは、「創造すること」、「進化すること」、「プロフェッショナルであること」、「品格を重んじること」の4つ。
今回は常務執行役員富川にValueへの想いを聞いてみました。

今回のValueトークメンバー

富川 健太 常務執行役員 経営企画本部/風力O&M本部 管掌

2017年1月にスマートエナジー参画。O&M営業統括として主力事業である太陽光O&Mにおいて3年で2GWの受注実績を達成し、日本一の再エネO&M事業会社へと拡大させた。現在は経営企画本部・風力O&M本部の担当役員としてスマートエナジーのさらなる成長をけん引している。

山田 榮太郎 執行役員 コーポレート本部 管掌

2024年8月からスマートエナジーに参画し、コーポレート本部長として組織改革推進や、契約・コンプライアンス・EHS及びIT関連を含むリスクマネジメントを牽引している。
Valueトークのファシリテーター。

大串 卓矢 代表取締役 社長

2007年株式会社スマートエナジーを設立。経済産業省国内Jクレジット制度発起委員会事務局長、公認会計士協会排出量取引専門部会長を歴任するなど、CO2クレジット制度の立ち上げに寄与した。気候変動問題の解決に技術・金融・ITの知力を使い、ビジネスで解決する手法を探求している。


Valueトーク

山田
早速ですが、富川さんがスマートエナジーの4つのValue「創造すること」、「進化すること」、「プロフェッショナルであること」、「品格を重んじること」にあえて優先順位をつけるとしたらどのような順番になりますか?


富川
私の中では、「品格を重んじること」、「進化すること」、「創造すること」、「プロフェッショナルであること」の順番です。
営業畑を歩んできた人間なので、「どのように会社の価値を発揮できるか」を顧客との対話の中で考えるのですが、そのために必要なことは絶対的に信頼してもらうことです。
だからこそ、品格をきっちり持つことは重要だと思います。
その上で「進化」や「創造」に繋がり、最後に「プロフェッショナル」になる。
プロフェッショナルであることは、結果論のようなイメージなんです。

山田
品格が一番にくる理由に納得しました。「信頼」というキーワードがありましたが、過去に何か原体験があるのでしょうか?



富川
私がスマートエナジーに入社した際、太陽光O&Mの事業はありましたが当時実際に行っていたことはO&Mではなく、除草がメインでした。営業で仕事を取ってこなくてはいけない状況でしたが、まずは太陽光に対する知識を付けるところから始めました。
私を信じて任せてもらうためにできることを考えて行動する、そういった中で必死に顧客との信頼関係を生み出すことができた経験があるので、このように思うのかもしれません。

山田
今、富川さんが常務として会社全体を見た時、スマートエナジーが最も強みを発揮しているのはどのような点でしょうか。



富川
スマートエナジーの強みは、「プロフェッショナルであること」、「創造すること」の二つだと思います。この業界においてはトップでリードしていますので、プライドを持って取り組んでいるところは非常にプロフェッショナルさを感じています。
また、我々は新しいチャレンジを継続的に進めています。例えば低圧太陽光バルクに挑戦したり、アセットマネジメント事業や風力事業が立ち上がったり。着実に業界を創造して作り上げているという重い自負がありますね。

山田
逆にこれから強くしていきたいところはどのような点でしょうか?




富川
スマートエナジーはベンチャー企業である一方で、主軸のO&M事業は基本的に守りの体制なので、そこにミスマッチが起きる場面があります。そういったところから生じる「品格」や進化のブレについては考えていく必要があると思っています。
会社を拡大させ形を作り上げていく中では、正直仕方がない部分もあります。しかしながらどのように解決するのかを考えていく必要はあります。

山田
そのために、どのようなことができそうでしょうか?


富川
経営企画の面からお話しすると、「会社が向かう方向」や「会社として価値があると考えること」というメッセージをしっかりと発信していくことが必要だと思っています。
その上で、共通言語を用いた会話を進め、それを常態化させていくことが解決に向かう要素になるのではないかと考えています。

山田
富川さんのお話を受けて、大串さんはどのように感じましたか?


大串
富川さんの「Value」の優先順位は初めて聞きましたが、私とは全く違うので面白く感じました。私の場合、優先順位は「創造すること」が圧倒的に1位です。
日本全体のエネルギーを再エネで供給するという荒野を切り開いていますし、今まさにインフラを作っている最中だからです。
特にO&M事業はそれに挑戦している自負があるので、「創造すること」は1番にきますね。

山田
このお二人が違うように、きっと皆さんがそれぞれ違うValueの大切さを持っているのではないでしょうか。だからこそ、ぜひ上司や仲間とも「Value」について会話をしてみてほしいですし、皆でスマートエナジーの「Value」を盛り上げていきたいと思いますね。

大串
「Value」をスマートエナジーの文化の要素にしたいと思っているので、皆さんに使ってもらいたいです。いい行動をした時に、「このValueに当てはまるいいアクションだね!」といった形で褒めたいと思っています。