COP21にてパリ協定が採択されました。議定書(protocol)という言葉は米国を刺激するという配慮から使っていませんが、京都議定書に代わる法的枠組みです。いままで、途上国には削減目標がなかったが、それを義務付けた点で人類史上の快挙と言える。今考えれば、昨年の11月に米中トップで締結した温室効果ガス削減の合意というトピックが、決定的であったと言える。
これから、実務レベルでの作業は膨大だが、道筋さえ出来れば優秀な官僚があとはやっつけてくれると(楽観的に)思う。近ごろやけに暖かい冬や、50年に一度といった気象現象にいやになっていたが、久しぶりに気分良くなった出来事であった。
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