私は、2013年度から環境省の「環境成長エンジン研究会」の委員を務めている。本日その委員会が開かれたため、出席してきた。この委員会は、いかに環境ビジネスを推進させるかという観点から、成功企業の研究、環境省に要望する政策措置の提言などを行う(昨年の報告書http://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/b.houkoku1.pdf)。
委員間議論のなかで、私から問題提起したのが、「環境に興味ある優秀な人材の確保」をいかに行うかである。先日の日経新聞で、社会的問題解決や社会貢献に関連するキャリアを積むべきと考える人の割合が増えている旨のコラムが掲載されていた。「環境業界に優秀な人材が来たい」と言っているのだから、それを支援し実現する仕組みが必要なのではないか。環境企業もそのニーズをうまく捉えて、優秀な人材獲得に乗り出すべきである。優秀な人材を獲得し、かつそれを育てるのは企業にとっての重要な戦略である。
「どこかに優秀な人いない?」友人の社長の口癖だが、社長だけでなく、部長も、課長もみんなが抱えているテーマだ。
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