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COPについて

年末 COPについてカーボンマネジメント入門の連載原稿を書きました。ガス業界の方は、分散型エネルギー新聞にてご覧ください。
 
連載原稿のなかでも触れたのですが、新しい制度は、先進国と途上国という枠を取り払い、それぞれの国が状況に応じて、出来ることをやるというアプローチです。京都体制が厳しすぎたとの反省のもと、米国・中国を巻き込むために採用された手法と言えます。かなり生ぬるいと感じる方もいますが、地球温暖化問題は、前国連事務総長マンデラ氏曰く、人類が直面する最も難しい問題の一つです。人類の生き残りを賭けた実験ということで、様々なアプローチを採ってみるのも良いと私は考えています。
いまも刻一刻と、人類が住みにくい地球環境に人類自身が作り変えているのは間違いないと思っています。あとは、それがどのくらいのスピードで起きているのかという問題だけですが、ホーキングス博士の言葉が頭に残っています(前のブログ参照)。
最後に、日本の交渉団の方は、直前まで不眠不休の数ヶ月だったようです。ご苦労様でした。