水力発電はFIT開始以降、ほとんど増えていない。それは必要な手続きが多く、かつ難易度が高い。にもかかわらず、太陽光発電の方がIRRが高い。
おかしくないかこれ?
① 自治体や地元地権者から水力発電が出来そうな場所のあたりをつける。
② 現地踏査により絞り込み。
③ 水量や落差を計測。
④ 発電機設置可能な土地があるかを探す。
⑤ 想定出力、コスト、収支計算の実施。
⑥ 流域関係者の理解が得られるか確認。
⑦ 役所での許認可取得可否の事前情報収集。
⑧ 電力連係事前調査。
⑨ 水車の選定と、土木工事方法の確認。
⑩ 事業計画の策定。
⑪ 管路、発電所事業用地の特定、地権者情報入手
⑫ 土地所有者から事業用地賃貸・購入交渉
⑬ FIT申請。
⑭ 水利権申請のための水量計測の許可申請、計測開始。
⑮ 詳細設計のための測量、ボーリング調査実施
⑯ メーカー、工事見積もり取得。
⑰ 詳細設計。
⑱ 水利権申請。
⑲ 事業投資資金調達活動。
⑳ 事業サイトにおける事業説明会実施。
それぞれのステップにおいて、1週間から1ヶ月かかり、経験や専門知識が必要である。慣れるまでは、ちょっとハードル高い。
大串
新着情報

