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『第2回太陽光発電量予測AIコンペティション』開催決定のお知らせ【賞金総額100万円】

株式会社スマートエナジー(本社:東京都港区 代表取締役:大串卓矢、以下スマートエナジー)は、東大先端研ClimCOREとの共催、株式会社ウェザーニューズご協力のもと、産学連携で『第2回太陽光発電量予測AIコンペティション』(https://www.solar-forecast.jp)の開催を決定し、6月21日(金)からエントリーを開始します。

本コンペティションは、AI予測技術の向上と高度気象データの利活用促進とともに、自然変動電源と言われる太陽光発電の課題を解決するユニークな技術やアイデアを表彰するもので、昨年の第1回大会には合計84チームがエントリーしました。今年の第2回は前回と難易度設定等を変え、より多くの方に太陽光発電における予測技術の重要性を感じる機会としてご参加いただきたいと考えています。

【開催背景】   

従来、太陽光発電所と言えば広大な土地に設置されるメガソーラーが主流でしたが、適地不足により今後は建物の屋根にも設置可能な低圧発電設備が増加する傾向です。全国各地に分散設置される低圧発電設備が増えることで、発電量の試算・予測が難しくなり、太陽光発電の安定供給が複雑化するとされています。来る未来に対応するため、太陽光発電所の運営・保守を手掛けるスマートエナジーは東大先端研 特任准教授 飯田誠様、株式会社ウェザーニューズご協力のもと、AIによる太陽光発電量の予測技術の発展を目指す本コンペティションを昨年初めて開催しました。

昨年は予想以上に多くのチームにご参加いただき、この分野の注目度の高さを実感したため、今年はさらにレベルアップした内容で第2回太陽光発電量予測AIコンペティション」の開催を決定しました。

 

【太陽光発電量予測AIコンペティションについて】

昨年の第1回大会は、過去2年間の発電量データや気象データをもとに、スマートエナジーが所有する発電所の発電量を予測するAIモデルを作成し、その精度を競う内容で開催しました。全84チームが出場し、スマートエナジーの太陽光発電予測プラットフォームにてそれぞれのモデル性能を評価。最も精度が高いチームに「総合予測賞」、発電所別で予測精度が高いチームに「各発電所別 短期予測賞」を贈呈しました。

<第2回コンペティションの内容>

今年は、前回から下記の変更を加えています。

■開催時期の変更

前回は7月17日(海の日)~8月11日(山の日)までの1か月を対象としていましたが、今年は9月2日~13日の2週間がコンペティション期間となります。9月は、真夏に比べ台風や秋雨前線等の影響で予測がしづらい傾向にあり、難易度の高い予測となります。

■複数部門の開催

実用化につながる予測技術を表彰するためにはAIモデルの検証・再現性が重要であるという考えのもと、下記2部門でコンペを開催します。

・オープン部門

予測値とソースコードを提出いただく部門です。予測精度に加え、AIモデルの検証も採点対象となります。

・クローズ部門

予測値のみで採点を行う部門です。ソースコードを提出できない方が対象になります。

(賞金設定は、オープン部門と異なります)

 

【「第2回太陽光発電量予測AIコンペティション」開催概要】

参加資格 ・企業、団体、個人やグループ等の参加形態、年齢、性別、職業、国籍不問
・コンペ規約に同意いただける方(6/21(金)エントリー受付開始時公開)
スケジュール エントリー受付開始:2024年6月21日(金)
エントリー締め切り:2024年8月21日(水)
コンペティション期間:2024年9月2日(月)~9月13日(金)
受賞者決定・表彰式:2024年10月頃
部門 ・オープン部門:ソースコード提出必須(AIモデルの検証・予測精度が評価対象)
・クローズ部門:ソースコード提出不要(予測精度のみが評価対象)
賞金総額 100万円

■オープン部門
・トップ賞:50万円 ・各発電所別トップ賞:15万円
■クローズ部門
・トップ賞:5万円 ・各発電所別トップ賞:記念品贈呈

開催者 主催:株式会社スマートエナジー
共催:JST COI-NEXT 共創の場形成援プログラム拠点 東大先端研ClimCORE
協力:株式会社ウェザーニューズ

 

【詳細・お問い合わせ先】

・「第2回太陽光発電量予測AIコンペティション」 公式HP:https://www.solar-forecast.jp/

・お問い合わせ先:太陽光発電量予測AIコンペ事務局担当:
support@solar-forecast.jp

※エントリーは、6月21日(金)以降に公式HPより受付します。