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定期的な太陽光パネル点検(ストリング測定)2019.12.27


はじめまして。
9月1日入社の水戸サービスセンターのOと申します。
今回、ストリング測定(電流、電圧、絶縁抵抗)について書かせて頂きます。
ストリング測定とは外観点検では確認できない太陽光パネルの異常を発見する測定の一つです。
まず最初に絶縁抵抗から測定します。
測定器は日中太陽電池モジュールが発電していても正確に絶縁抵抗値が測定できるPVレンジを使用します。
測定前に、測定器の使用前検査を行います。バッテリーチェック、ゼロ点チェック、外観のチェックです。
その後、どの接続箱でも一番最初にアースが完全に取れているか導通を確認します。
アースが確認出来たらいよいよ測定です。メインブレーカー、子ブレーカーを切りにします。
P相、N相と測定し絶縁抵抗値0.4MΩ以上あればOKです。(電気設備技術基準 第58条より)

次に開放電圧を測定します。
短絡、感電防止のため測定コードのブローブに必ず絶縁カバーを取り付た状態のままで測定しています。

 

そして電流測定です。スマートエナジーではブレーカーの入れ忘れ防止の観点から電流測定を最後にしています。
電流測定ではフォーク(クランプ)型のテスターを使用します。
各ストリングの子ブレーカー、メインブレーカーを入りにし
電線をフォークの奥まで入れて測定します。差し込み不十分だと正確に測定できません。
(クランプ型の場合はクランプが完全に閉じていて隙間が無い状態で測定します。)

最後にも一度盤内を点検し端子の緩み、加熱、異音、異臭、振動、ブレーカーの入れ忘れがないか再確認します。

今までの点検で測定数値が異常な箇所を点検したところ、回路のヒューズ切れ、コネクタの焼損等が発見できました。
また、アース線が腐食により外れている個所を発見したこともあります。
これらは外観点検では発見が難しいもので、ストリング測定で発見できる不具合になります。

まだ入社間もないですが、電気主任技術者としての知識と経験を活かし太陽光発電所の安定稼働に日々取り組んでいます。