HOME > 審査メニュー > 国の制度における審査・検証サービス > 国内クレジット制度における審査

国内クレジット制度における審査

●国内クレジット制度の概要

国内クレジット制度(国内排出量削減量認証制度)とは、政府全体の取組として2008年度に開始した制度で、大企業の資金・技術などを活用し、自主行動計画に参加していない者により実施された温室効果ガス削減事業の削減量を、定められた「方法論」に基づき計測・算定し、審査を経てクレジットとして認証する制度です。

中小企業のみならず、農林(森林バイオマス)、民生部門(業務その他、家庭)、運輸部門等における削減事業も広く対象としています。

- 国内クレジット制度HP

京都議定書の期限である2013年3月を当面の期限として開始された本制度ですが、本制度と同様に、国内における自主的な温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトから生じた削減量をクレジット化する仕組みである「オフセット・クレジット(J-VER)制度」と統合され「新クレジット制度」として継続される方向で、政府の検討会における議論が進められております。

●申請可能な要件

国内クレジット制度の申請に必要な要件は、「国内クレジット制度運営規則」に則って以下の通り定められています。詳しくは、国内クレジット制度HPをご参照ください。
  1. 日本国内で実施されること
  2. 追加性を有すること
  3. 自主行動計画に参加していない者により行われること
  4. 承認排出削減方法論に基づいて実施されること
  5. 審査機関又は審査員による審査を受けていること
  6. その他委員会の定める事項に合致していること

●弊社実績

弊社は、国内クレジット制度の登録審査機関として、制度開始当初から審査業務を実施しております。また2005年度から2007年度までに経済産業省主導で実施された国内クレ ジット制度設計のための検討会、モデル事業の全てに関与致しました。さらに環境省自主参加型排出量取引制度に基づく審査実績や、海外における京都メカニズムのCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクト組成など、温室効果ガス排出量削減のための諸制度に関する広範な実績と知見を活用し、国内クレジット制度の運用・普及をサポートしております。

国内クレジット制度審査において、日本スマートエナジー認証機構は2011年度末までに承認された1,037件中304件(約30%)の審査を実施致しました。

国内クレジット制度の審査やその他ご照会については、2013年度以降の統合を展望し、国内クレジット制度およびJ-VER制度といった排出削減プロジェクトの妥当性確認・検証において豊富な経験を持つ弊社に、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

株式会社日本スマートエナジー認証機構 審査部
TEL:03-6262-1482 E-mail:jse@smart-energy.jp